介護ベッドと電動ベッドの違いって?用途別に選び方を解説
「電動ベッドならどれも同じでしょ?」と思っているなら、ちょっと待ってください!
実は、「介護ベッド」と「一般的な電動ベッド」は、似ているようで全くの別物です。ここを間違えると、「せっかく買ったのに介護保険が使えなかった…」「介護する側の腰がバキバキになった…」なんてことになりかねません。
今回は、その違いと、用途に合わせた賢い選び方をスッキリ解説します。
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結論:最大の違いは「目的」と「高さ調節」
一言でいうと、違いはこれだけです。
- 電動ベッド(リクライニングベッド): 自分が「楽に過ごす」ためのもの。
- 介護ベッド: 自分だけでなく、「介助する側も楽にする」ためのもの。
特に大きな違いは「垂直昇降(高さ調節)」機能の有無です。介護ベッドはこの機能が必須ですが、一般的な電動ベッドにはついていないことが多いんです。
【比較表】介護ベッド vs 一般的な電動ベッド
| 特徴 | 介護ベッド | 一般的な電動ベッド |
| 主な目的 | 自立支援・介護の負担軽減 | 読書、TV鑑賞、睡眠の質向上 |
| 高さ調節 | ほぼ確実に搭載(腰痛防止に必須) | オプション、または非搭載が多い |
| 手すり | 差し込み穴が標準装備(転落防止) | 取り付け不可、または簡易的なもの |
| 介護保険 | 条件を満たせば適用(レンタル可) | 原則、適用外(全額自己負担) |
| デザイン | 機能優先(最近はおしゃれな物も増) | インテリアに馴染む家具調 |
用途別!どっちを選べば正解?
「自分(や家族)にはどっちが必要?」と迷ったら、以下のチェックリストを参考にしてください。
1. 「電動ベッド」がおすすめな人
- 寝る前にベッドで本を読んだり、映画を観たりしたい。
- 足のむくみを取りたいので、足元だけ上げたい。
- 「介護が必要」というわけではないが、起き上がりを楽にしたい。
- お部屋のインテリアにこだわりたい。
2. 「介護ベッド」がおすすめな人
- 立ち上がる時にふらつきがあり、手すり(介助バー)がしっかり必要。
- 誰かに着替えやオムツ交換を手伝ってもらう予定がある。
- ベッドの高さを変えて、車椅子への移乗をスムーズにしたい。
- 介護保険を利用して、月々数百円〜数千円でレンタルしたい。
⚠️ ここだけは注意!「高さ調節」がないと地獄?
もし、将来的に「介護」を見据えているなら、絶対に高さ調節機能(3モーターなど)があるものを選んでください。
なぜなら、低いベッドで着替えや介助を行うと、介助者の腰にものすごい負担がかかるからです。「ベッドの高さ=介護者の腰の寿命」と言っても過言ではありません。
