初めての電動ベッド選び!知っておきたい5つのポイント

「電動ベッドって高そう…」「介護が必要な人向けじゃないの?」
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

しかし最近では、健康や快眠を重視する一般のご家庭でも、電動ベッドを選ぶ方が増えてきています。
使い方次第で、毎日の睡眠をぐっと快適にしてくれる頼もしいアイテムです。

今回は、初めて電動ベッドを購入する方に向けて、失敗しないために知っておきたい5つのポイントをご紹介します。


1. 電動ベッドの種類を理解しよう

まず押さえておきたいのが、電動ベッドの「モーター数」による違いです。

  • 1モーター式:背もたれの角度のみ調整できるシンプルなタイプ。価格も比較的リーズナブルです。
  • 2モーター式:背もたれと脚部の両方を調整可能。体圧分散や快適な姿勢づくりに効果的。
  • 3モーター式:背・脚に加えて、ベッド全体の高さも上下できる高機能タイプ。介護や立ち上がり補助に最適です。

誰が、どのような目的で使うかによって、選ぶべきタイプが異なります。


2. 利用目的に合った機能を選ぶ

電動ベッドは、ただ角度を変えるだけのベッドではありません。
用途に応じて、さまざまなメリットがあります。

例えば:

  • 高齢者の方には、立ち上がりや介護の負担を軽減する昇降機能が便利。
  • 腰痛や足のむくみに悩む方は、脚部を持ち上げることで血流が改善され、症状の緩和が期待できます。
  • 快眠を求める方には、頭部を少し上げることで呼吸がラクになり、いびき軽減にもつながります。

自分や家族の「困っていること」「改善したいこと」をベースに、必要な機能を考えてみましょう。


3. マットレスとの相性も重要です

意外と見落としがちなのが、「マットレス選び」。
電動ベッド専用のマットレスでないと、モーターによる可動がうまく機能しません。

選ぶ際のポイントは以下の通り:

  • 屈曲性の高い専用マットレスを選ぶ
  • 硬さや素材(高反発・低反発など)を好みに合わせて選ぶ
  • 通気性や衛生面にも注目

マットレスは寝心地に直結する部分なので、できれば実際に寝て試せる店舗で確認すると安心です。


4. 設置スペースを確認しよう

電動ベッドは、通常のベッドよりもやや大きめです。
可動部分があるため、壁や家具との距離も必要になります。

購入前には必ず以下を確認しましょう:

  • 設置したい部屋の広さと寸法
  • 通路や出入り口の幅
  • コンセントの位置とコードの取り回し

搬入経路やドアサイズも忘れずにチェックしておくと、スムーズに設置できます。


5. 予算とアフターサービスもチェック

電動ベッドは長く使うものだからこそ、「価格」だけでなく「安心」も重視しましょう。

価格の目安:

  • 低価格帯(5〜10万円):機能は最小限。自宅用におすすめ。
  • 中〜高価格帯(15〜30万円以上):介護対応や高機能タイプ。耐久性・使い勝手に優れています。

確認しておきたいポイント:

  • 保証期間(1年?3年?)
  • 故障時の対応(修理・代替対応の有無)
  • 配送・組み立てサービスの内容

ネット通販の場合は特に、返品・設置費用についても要チェックです。


まとめ|自分に合った電動ベッドを選ぼう

電動ベッドは、ただの「高機能家具」ではありません。
うまく選べば、生活の質をグッと高め、毎日の疲れをしっかり癒してくれるパートナーになります。

初めての購入で後悔しないためにも、今回ご紹介した5つのポイントを参考に、自分にぴったりの1台を見つけてくださいね。

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